メニュー

足底腱膜炎

足底腱膜炎とは

足底腱膜炎は、足の裏にある足底腱膜(足底筋膜)に炎症や変性が生じる疾患です。主に踵の前方部分に痛みを感じ、特に朝起きた直後や長時間の座位後に立ち上がった際に強い痛みを伴います。

足底腱膜炎の症状

主な症状は以下の通りです。

  • 踵の前方部分の痛み
  • 朝一番や長時間の安静後の歩行時の痛み
  • 長時間の歩行や立位後の痛み
  • 足裏のつっぱり感

足底腱膜炎の原因

主な原因には以下のようなものがあります。

  • 過度の運動や急激な運動量の増加
  • 不適切な靴の使用
  • 肥満
  • 長時間の立ち仕事
  • 足のアーチの異常(扁平足や高い足のアーチ)

足底腱膜炎の治療方法

治療方法は以下の通りです。

保存療法

  • 安静とアイシング
  • ストレッチ運動
  • 足底板やアーチサポートの使用
  • 適切な靴の選択
  • 消炎鎮痛剤の服用

その他の治療

  • 体外衝撃波療法:痛みの軽減、治癒促進効果  体外衝撃波 

    体外衝撃波療法は、損傷した組織の治癒を促す治療法です。衝撃波は、音波の一種で、患部に集中的に照射することで、組織の再生を促進する効果が期待できます。

    この治療法は、痛みを和らげる効果も期待できます。また、手術ではないため、体に負担が少ない治療法と言えるでしょう。

    体外衝撃波療法は、1回あたり約10分程度で終了し、通常は2週に1回程度の頻度で数回行います。

     

  • ステロイド注射

多くの場合、保存療法で改善しますが、症状が長引く場合は専門医の診察を受けることが重要です。当院では難治性の足底腱膜炎に対して体外衝撃波治療を行なっています。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME