スポーツ選手の腰痛:タイプ別の特徴と、競技を続けるための予防
こんにちは!鹿児島中央整形外科スポーツクリニックの院長前田和彦です。 腰痛は、スポーツをする方に非常に多いお悩みです。競技や動作によって腰にかかる負担は異なり、原因によって対処やリハビリの進め方も変わってきます。「いつものことだから」と我慢して続けてしまう選手も少なくありませんが、その違和感こそ、体からの大切なサインかもしれません。
■ スポーツでみられる腰痛の主なタイプ
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筋肉の疲労によるもの 練習量の多さや負担の蓄積で、腰まわりの筋肉が張って痛むタイプです。休養やケアで落ち着くことが多い一方、繰り返すうちに慢性化することもあります。
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椎間板への負担によるもの 前かがみやジャンプの着地、繰り返しの動作などで、背骨のクッション部分に負担がかかることがあります。
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腰を反る・ひねる動作によるもの(腰椎分離症) 野球やバレー、陸上、サッカーなどで反復する伸展・回旋の動作が、特に成長期の腰に負担をかけている場合があります。成長期の腰痛で注意が必要なのが「腰椎分離症(腰の疲労骨折)」です。2週間以上痛みが続く場合は、決して放置せず早期に受診してください。
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骨盤のバランスの乱れによるもの(仙腸関節障害) 腰とお尻の境目にある「仙腸関節」に、捻り動作や偏った荷重が繰り返されることで炎症や機能障害が起こることがあります。片側のお尻の痛みや、前かがみ・長時間の座位での痛み、股関節周囲の違和感として現れるのが特徴です。
同じ「腰が痛い」でも、原因はさまざまです。当院では、レントゲンだけでなく、必要に応じてMRIやエコーを用いて、骨だけでなく動きや炎症の状態まで確認し、痛みの原因を見極めます。自己判断で対処するのではなく、検査で原因を正しく知ることが、遠回りのようで一番の近道になります。
