メニュー

季節の変わり目に多い関節痛とスポーツ再開時の注意点

[2026.03.20]

鹿児島中央駅から徒歩圏内に位置する鹿児島中央整形外科スポーツクリニックです。私たちは、単に症状を一時的に抑えるだけでなく、痛みの根本原因を追究し、再発させない治療を提供することを理念としています。季節の変わり目、特に寒暖差が激しい時期には、肩や膝、腰などの関節に違和感や痛みを覚えて来院される患者さんが増えてきます。せっかくスポーツを再開しようと意気込んでいても、関節の痛みで思うように動けないのは非常にもどかしいものです。当院ではスポーツのやり過ぎですという言葉だけで終わらせることなく、なぜその痛みが出ているのかを、1.5テスラMRIや超音波エコーを用いて徹底的に調査します。子どもからご高齢の方まで、鹿児島市中央町で皆様の運動器の健康を守るため、質の高い診療を心がけています。


季節の変わり目に関節痛が起きる原因

季節の変わり目に関節の痛みが生じやすいのは、主に気温や気圧の急激な変化が体に大きな影響を与えるからです。私たちの体には自律神経が備わっており、体温を一定に保つよう働きかけていますが、寒暖差が激しくなるとこの自律神経が乱れやすくなります。自律神経が乱れると、血流が悪くなり筋肉や関節周りの組織が硬くなってしまうと考えられます。硬くなった組織は柔軟性が低いため、少しの動作でも強い負荷がかかり、痛みとして認識されやすくなるのです。

また、冬の間は寒さによって活動量が低下しがちです。春先になって急にスポーツを再開しようとすると、筋力や柔軟性が落ちているにもかかわらず、心だけが先走って無理な動きをしてしまう傾向があります。これを私たちは、体と心のギャップと呼んでいます。準備不足のまま急激に大きな負荷をかけることは、関節にとって非常に大きなリスク因子となります。リスク因子とは、その病気やケガを引き起こす可能性を高める要素のことです。

さらに、気圧の変化も無視できません。天気が崩れる前など気圧が下がるときには、関節内部の圧力が変化し、痛みを感知する神経が刺激されることがあります。特に過去に大きなケガをした経験がある方は、その部位が古傷として痛み出しやすいのも、この気圧の変化が関係しているでしょう。このように、季節の変わり目の痛みは、環境の変化と体の準備不足が重なることで発生するのです。

関節痛によって引き起こされる主な病気

季節の変わり目の関節痛を放置していると、特定の疾患に進行したり、症状が悪化したりすることがあります。代表的なものとして、変形性膝関節症が挙げられます。これは膝の軟骨がすり減ることで痛みが生じる病気ですが、寒い時期に筋肉が硬くなったまま無理をすると、軟骨への負担がさらに増し、進行を早めてしまう恐れがあります。階段の上り下りや立ち上がりで痛みを感じる場合は注意が必要です。

肩の痛みについては、肩関節拘縮、いわゆる五十肩が一般的です。肩の関節包と呼ばれる袋状の組織に炎症が起きることで、腕が上がらなくなったり、夜間に痛みで目が覚めたりします。鹿児島中央整形外科スポーツクリニックでは、肩や肘の疾患について深い知見を持って診療にあたっております。関節の動きが制限される前に、適切な処置を行うことが早期回復の鍵となります。

スポーツを再開する際に特に注意したいのが、疲労骨折靭帯損傷です。一回の大きな衝撃で折れる通常の骨折とは異なり、小さな負荷が繰り返しかかることで骨にひびが入るのが疲労骨折です。また、着地の失敗や急な方向転換で靭帯を痛めることも少なくありません。これらの症状を単なる疲れと判断して放置すると、結果として予後が悪くなることがあります。予後とは、病気やケガがその後どのような経過をたどるかという見通しのことです。

関節痛の処置とスポーツ再開時の治療法

痛みが出た際の初期対応として最も大切なのは、無理な運動を一旦休止することです。その上で、当院では正確な診断から治療を開始します。私たちのクリニックには、総合病院と同クラスの1.5テスラMRIを導入しています。レントゲンでは骨の状態はわかりますが、軟骨や靭帯、筋肉などの柔らかい組織の状態を詳しく診るにはMRIが非常に有効です。初診時から迅速に画像検査を行うことで、痛みの原因を可視化します。

治療の選択肢としては、薬物療法や注射だけでなく、リハビリテーションを非常に重視しています。当院のリハビリでは、理学療法士が患者さん一人ひとりの体の動かし方のクセを分析します。例えば、膝が痛いからといって膝だけを治療するのではなく、股関節や足首の硬さが膝に負担をかけていないかをチェックします。痛みの根本原因に向き合うことが、再発を防ぐ唯一の方法だと考えているからです。

超音波エコーを用いた治療も積極的に行っています。エコーの最大の特徴は、動画としてリアルタイムに体の中の動きを確認できることです。筋肉がスムーズに動いているか、神経が周囲の組織に圧迫されていないかを診ながら、必要に応じてピンポイントで処置を行います。これにより、これまでは原因不明とされていた違和感に対しても、具体的なアプローチが可能になりました。

スポーツ再開時に気をつけるべきよくある質問

Q1. 久しぶりにスポーツを再開しますが、ウォーミングアップは何分くらい必要ですか?

A1. 季節の変わり目や久々の運動時は、最低でも15分から20分はかけてゆっくりと体を温めてください。静的なストレッチだけでなく、軽く足踏みをしたり、肩を回したりする動的なストレッチを組み合わせて、血流を促進させることが重要です。

Q2. 運動中に痛みを感じたら、冷やすのと温めるのどちらが良いですか?

A2. 運動直後の急な痛みや腫れ、熱感がある場合は、一旦アイシングで冷やすのが基本です。一方で、慢性的に重だるい痛みがある場合は、温めて血流を良くすることで緩和されることが多いです。判断に迷う場合は、自己判断せず当院へご相談ください。

Q3. 痛みがあっても、少しずつなら動いても大丈夫ですか?

A3. 鋭い痛みや、運動後に痛みが強くなる場合は、その強度の運動は控えるべきです。無理をして動かし続けると、組織の損傷を広げてしまい、スポーツ復帰が大幅に遅れることになります。様子を見ているうちに悪化してしまったという患者さんは多いため、早めの受診をお勧めします。

鹿児島中央整形外科スポーツクリニックの診療体制

当院では、部位別に専門的な診療を行える体制を整えています。院長の前田和彦は肩や肘の疾患を深く研究し、数多くの手術経験を積んできました。また、膝や足、下肢の関節外科については前田昌隆医師が担当し、専門外来も設けています。このように、体全体の痛みに対して、それぞれの専門的な視点からアプローチできることが、当院の大きな強みです。

もし手術が必要と判断された場合でも、院長自らが提携病院で執刀にあたります。手術をして終わりではなく、その後のリハビリテーションまで一貫して責任を持って関わらせていただきます。鹿児島中央駅から近く、お仕事帰りや学校帰りにも通いやすい環境ですので、少しでも関節に違和感があれば、お気軽にご来院ください。

院長より

スポーツを楽しむ方にとって、関節の痛みは単なる身体的な苦痛だけでなく、精神的なストレスにもなるものです。私たちは、患者さんが「もう一度フィールドに戻りたい」「元気に散歩ができるようになりたい」と願う気持ちを何よりも大切にしています。だからこそ、スポーツのやり過ぎという言葉で片付けることはしません。なぜ痛むのか、どうすれば改善するのかを、患者さんと一緒に考え、最新の知見と設備をもって全力でサポートいたします。

季節の変わり目の痛みは、体が発しているSOSかもしれません。その小さなサインを見逃さず、適切に対処することで、長く健康的にスポーツを続けることができます。当院は、精密な画像診断と一人ひとりに寄り添ったリハビリテーションを通じて、皆様の活動的な生活を支えていきたいと考えています。少しでも不安を感じたら、まずは当院の扉を叩いてみてください。私たちが全力で、あなたの痛みの根本原因に向き合います。

この文章の作者

前田和彦

鹿児島中央整形外科スポーツクリニック 院長。肩・肘疾患を専門とし、年間100例以上の関節鏡手術を執刀してきた実績を持つ。鹿児島中央駅近くで「根本原因に向き合う」診療を実践し、多くのアスリートや地域住民の運動器疾患の治療に尽力している。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME