梅雨時期の関節痛や神経痛のケアと運動時の注意点
こんにちは!
鹿児島中央整形外科スポーツクリニックです。
まもなく九州も梅雨入り。
スポーツをされている方にとって、この時期は「見えないケガ」が積み重なりやすい季節です。
今回は、梅雨時期に運動を続ける上で知っておいてほしいことをお伝えします。
■梅雨時期、スポーツをする体に何が起きているのか
気圧・温度・湿度が不安定なこの時期、体の中では次のような変化が起きています。
・筋肉・腱・靭帯の柔軟性が低下する
→ いつもと同じ動作でも、組織への負担が大きくなります。
・関節の可動域が狭くなる
→ 動きが制限された状態で無理に動かすと、捻挫や肉離れが起きやすくなります。
・疲労の回復が遅くなる
→ 血流が悪化し、練習で蓄積したダメージが抜けにくくなります。
・古傷が再反応する
→ 過去にケガをした部位は組織が硬くなっていることが多く、気圧の変化で痛みが再燃しやすい傾向があります。
■この時期に多い症状
☑ 投球・スイング後に肩や肘の違和感が残る
☑ 練習後の疲労感が翌日まで持ち越される
☑ ジャンプや着地で膝・足首に痛みが出る
☑ ランニング中に股関節・膝まわりが張る
☑ 雨の日に古傷や手術後の部位が痛む
■スポーツを続けるための3つのポイント
①ウォームアップに5〜10分多く時間をかける
梅雨時期は体が温まりにくく、筋肉・腱が硬いまま動き始めると負担が集中します。特に肩・肘・膝・足首など、競技で酷使する部位を重点的にほぐしてください。
②練習後のケアを「その日のうちに」行う
疲労回復が遅くなりやすいこの時期、クールダウンとストレッチを省略すると、蓄積したダメージが翌日以降の練習に影響します。
③違和感を「様子見」にしない
「大会前だから」と無理を続けると、長期離脱につながることも。
"まだ痛いほどではない"段階こそ、対処のベストタイミングです。
■当クリニックが早期受診をすすめる理由
スポーツ整形外科では、「痛くて動けない」状態になる前の段階からサポートすることが重要だと考えています。
・1.5テスラMRIによる精密検査
レントゲンでは映らない靭帯・軟骨・筋肉などの軟部組織を詳しく評価します。「骨には異常なし」と言われた後も症状が続く場合、MRIで原因が明らかになるケースが多くあります。
・理学療法士による動作分析とリハビリ
痛みの原因は「患部そのもの」だけでなく、フォームや体の使い方にあることも少なくありません。競技特性に合わせた動作分析を行い、再発しにくい体づくりを一緒に進めます。
シーズンを通じてベストなコンディションで競技を続けるために、
「違和感がある」段階でのご相談をお待ちしています。
