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熱中症予防とスポーツ時の水分・塩分補給法!

[2025.09.10]

熱中症予防とスポーツ時の水分・塩分補給法!

 

こんにちは!

鹿児島中央整形外科スポーツクリニックです。

9月に入りましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いています。みなさん元気にスポーツに励んでいますか?

9月は練習や試合で汗をかく機会が増える時期。実はこの時期、スポーツをしている方にとって特に警戒すべきなのが「熱中症」です。熱中症は、めまいや吐き気だけでなく、パフォーマンスの低下、筋痙攣、ひどい時には意識障害を引き起こし、せっかくの努力を台無しにしてしまうこともあります。

「自分は大丈夫!」と思っていても、運動中の体の変化は気づきにくいもの。特にハードな練習を頑張る方は要注意です!

そこで今回は、熱中症から体を守り、最高のパフォーマンスを発揮するための水分・塩分補給法を、スポーツクリニックの視点からしっかりお伝えしますね。

 

【水分補給のポイント】

■喉が渇く前に飲む!

「喉が渇いたな」と感じた時には、すでに体は水分不足の状態。筋肉の働きが低下し始め、集中力も落ちています。練習前(30分前にコップ1~2杯)、練習中(15~20分おきにコップ1杯)、練習後と、こまめに、そして意識的に少しずつ飲むのが鉄則です!

■水だけじゃダメ! 塩分も忘れずに!

汗と一緒に体の塩分やミネラルも流れ出てしまいます。水だけを飲んでいると、体内の塩分濃度が薄まってしまい、かえって体調を崩すことも。「スポーツドリンク」や「経口補水液」は、水分と一緒に塩分やミネラルも効率よく補給できるのでおすすめです!

 

【塩分・ミネラル補給のポイント】

・スポーツドリンクの活用

糖分も含まれているので、運動中のエネルギー補給にもなります。ただし、飲みすぎには注意して、水とバランスよく摂りましょう。

・塩分タブレットや梅干し

手軽に塩分を補給できるだけでなく、梅干しに含まれるクエン酸は疲労回復効果も期待できます。休憩中に上手に取り入れてみましょう。

・食事からもしっかりと!

日頃から、海藻類、乳製品、野菜、果物など、ミネラル豊富な食材をバランスよく摂ることが、熱中症に強い体を作る基本です。遠征中や合宿中は特に意識して食事を選びましょう。

 

【こんな時は要注意!】

屋外での運動や、続けて運動する時は、意識的に休憩を挟みましょう。日陰で体を冷やす時間も大切です。

少しでも「だるいな」「頭が痛いな」など、いつもと違う体調の変化を感じたら、それは体が発している「危険信号」です!

すぐに練習を中断し、涼しい場所へ移動。衣服を緩め、体を冷やしながら、周りの指導者やチームメイトに伝えましょう。無理は絶対に禁物です。

熱中症は、適切な知識と対策で予防できるものです。正しい補給と体調管理で、この夏もケガなく、最高のパフォーマンスを発揮し続けてくださいね!

もし、体の異変や、なかなか取れない疲労感などがあれば、いつでも鹿児島中央整形外科スポーツクリニックにご相談ください。あなたのパフォーマンス向上のためのサポートを全力で行います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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