肘関節拘縮
肘関節拘縮とは?
肘関節拘縮とは、肘の関節が硬くなり、動かしにくくなる状態を指します。
通常、肘は曲げたり伸ばしたりすることができますが、拘縮が起こるとその可動域が制限され、日常生活に支障をきたすことがあります。
原因
肘関節拘縮の原因はさまざまです。以下は一般的な原因の一部です。
外傷
骨折や脱臼などによる損傷。
手術後の癒着
手術後に組織が癒着し、関節の動きを制限することがあります。
炎症性疾患
変形性関節症や関節リウマチなどの炎症性疾患。
長期間の不動
ギプス固定などで肘を動かさない期間が長い場合。
症状
肘関節拘縮の主な症状には以下のものがあります。
- 肘の曲げ伸ばしが困難
- 腕を伸ばしきれない、または曲げきれない
- 日常生活での不便さ(例:物を持ち上げる、顔を洗うなど)
治療法
当クリニックでは、肘関節拘縮の治療に以下のアプローチを採用しています。
理学療法
関節の可動域を改善するための運動療法。
薬物療法
炎症や痛みを和らげるための薬の処方。
手術
重度の拘縮の場合、手術による治療が必要になることもあります。
当院院長の前田は体に負担の少ない肘関節鏡を用いて肘関節拘縮の手術を行なっています。
日常生活での注意点
肘関節拘縮を予防・改善するために、日常生活で以下の点に注意してください。
- 定期的なストレッチや運動を心がける
- 肘に過度の負担をかけない
- 痛みがある場合は早めに医師に相談する
当クリニックでは、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を立て、最適なケアを提供いたします。
お困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。