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内側側副靱帯損傷

内側側副靱帯損傷とは

内側側副靱帯(MCL)損傷は、膝の内側を安定させる靱帯が伸びたり断裂したりする怪我です。スポーツ活動中に多く発生し、特にコンタクトスポーツで頻繁に見られます。

内側側副靱帯損傷の症状

主な症状には以下のようなものがあります。

  • 膝の内側の痛み
  • 腫れ
  • 膝が不安定に感じる
  • 歩行時の痛み
  • 膝を曲げ伸ばしする際の痛み

内側側副靱帯損傷の原因

主な受傷メカニズムは以下の通りです。

  • 膝の外側からの直接的な衝撃
  • 急な方向転換による膝の捻り
  • 着地時の膝の外反ストレス
  • スキーなどでの転倒時の膝への負荷

内側側副靱帯損傷の治療方法

治療方法は損傷の程度によって異なります。

保存療法
  • RICE処置(安静、冷却、圧迫、挙上)
  • 理学療法(筋力強化、関節可動域訓練)
  • 装具療法(膝サポーターなど)
手術療法
  • 靱帯修復術(完全断裂や複合靭帯損傷の場合)

多くの場合、保存療法で改善します。軽度と中等度の損傷では、通常4~8週間程度で回復します。重度の場合でも、多くは保存療法で治療可能ですが、回復には8~12週間以上かかることがあります。複合靭帯損傷の場合は手術が必要となることがあります。

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